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仕組みづくり

LINE公式アカウントなしでステップ配信は試せる?メールで自分宛に一通送る判断シート

公開

約8分で読めます

しろくま先生

LINE公式アカウントがなくても、STEPのメールのシナリオなら自分宛に一通届けて試せます。LINEを繋ぐ前に確かめられること・接続後に確かめることの境界表と、届いた一通で判断するシートを置きます。

相談や講座に申込が入るたびに、同じ初回案内を手で書いて送っている。これを自動にしたいけれど、ステップ配信の話になると「まずLINE公式アカウントを作りましょう」と案内されて、そこで手が止まってしまう――。

先に答えを置きます。LINE公式アカウントがなくても、STEPのメールのシナリオなら、自分宛に一通届くところまで試せます。 ただし、LINEで届ける段階に進むには、公式アカウントの接続が必要です。メールで確かめられるのは「文面」「順番と待ち時間」「配信を始める操作」「自分の受信箱に届くこと」までで、LINEでの見え方や友だち追加から始まる流れは、メールのテストでは確かめられません。

この記事では、LINEを繋ぐ前に確かめられること・まだ確かめられないことの境界表と、自分宛の一通で合否を見る判断シートを置きます。STEPの全操作の説明ではなく、詳しい画面の操作はSTEPのマニュアルに委ねます。設定を済ませれば申込や売上が増える、という話でもありません。

なぜ「LINEを作ってから」で止まるのか

初回案内を手で送り続けるのは、一通ずつは小さな手間でも、申込のたびに必ず発生する仕事です。売上が増えるほど、この種の作業も一緒に増えていきます。集客と売上がつながっている構造そのものは「集客を止めると売上も止まる|まず三か月分を二つに仕分ける」で扱っています。

一方で、自動化の入口でLINE公式アカウントの作成と接続が先に来ると、試す前の準備が大きくなります。公式アカウントを作り、アプリと繋ぎ、受信の設定を確かめる。そこまで済ませてから「そもそも自分の案内は自動にできる形なのか」が分かる、という順番です。

本当に先に知りたいのは、自分が毎回送っている案内を、一通の決まった文面にできるかです。これはLINEでもメールでも変わらない問いなので、外部のアカウントが要らないメールで先に確かめられます。STEPの初期設定の講座でも、メールで自分宛に一通届けるところまでを先に終え、LINEの接続は次の段階に分けています。

メールで今確かめられること・LINE接続後に確かめること

次の表が、この記事の中心です。左の列はLINEを繋ぐ前にメールのテストで確かめられること、右の列はLINEを繋いだあとでなければ確かめられないことです。

見たいこと

メールで今確かめられること

LINE接続後に確かめること

文面

件名と本文が、自分の毎回の案内と同じことを言えているか。差し込みの文字の書き残しがないか

LINEのトーク画面での見え方(吹き出しの長さ、カード型の表示)

順番と待ち時間

一通目を「開始から何分後」に送るか、二通目をいつ送るかの設定

LINEでの届く時刻(LINEのシナリオで改めて設定して確かめる)

配信を始める操作

シナリオを下書きから稼働中にしないと届かないこと

LINEのシナリオも同じく稼働中にする必要があること

届く相手の入り方

自分のアドレスを顧客として登録し、そのシナリオに自分だけを登録する流れ

友だち追加をきっかけに配信が始まる流れ

届いたかの確認

自分の受信箱(迷惑メールのフォルダも含む)に届くか。末尾に配信停止のリンクが付くか

自分のLINEに届くか。LINEからの受信状態が「届いています」か

届かないときの見直し先

シナリオが稼働中か、顧客の登録、迷惑メールのフォルダ

受信状態、LINE側の自動応答メッセージを切ったか

使うときに気をつけたいのは、右の列の項目を、メールのテストが通ったことで確認済みにしないことです。メールで一通届いたことは、LINEで届くこと、LINEで同じように読まれることの確認にはなりません。友だち追加から始まる流れは、公式アカウントを繋いでから、自分で受け取って確かめる別の作業です。

逆に、左の列はLINEを繋ぐ前に終わらせておけます。文面や順番の迷いをメールの段階で片づけておくと、LINEを繋いだあとに確かめることを右の列だけに絞れます。

架空の例: 初回相談の申込後に送る一通

説明のための架空の例を一つ置きます。実在の申込者への案内や、実際の配信の記録ではありません。日時・URL・連絡先は、実際の運用に合わせて記入する空欄にしています。

個人で初回相談を受けている人が、申込のたびに手で送っていた案内を、一通の文面にしたとします。中身は三つだけに絞りました。

欄

書いたこと

申込の確認

「初回相談のお申込みを受け付けました」。申込が届いたことだけを伝える

次にすること

「相談の前に、いま一番困っていることを一行メモしておいてください」。相手にしてほしい行動を一つ

連絡先

「日程の変更や質問は(実際の窓口を記入)へ」。今の運用で実際に受け付けている窓口だけ

日程の調整や、申込内容に書かれた個別の相談への返事は、この一通に入れていません。相手によって答えが変わることは、決まった文面で送らず、自分が読んでから返すところとして残します。一通目に何を書き、何を書かないかの考え方は「サービス申込後の案内は何を送る?個人事業主の開始前メッセージ点検シート」で詳しく扱っています。

自分宛の一通で試す手順

この一通を、メールのシナリオで自分宛に届けます。流れは次の六つです。ボタンの名前や細かい画面の操作は変わることがあるので、実際に進めるときはSTEPのマニュアルの「基本の流れ①:メールで自分宛に 1 通届ける」を開いて照らし合わせてください。

  1. メールのシナリオを一通だけ下書きする — 配信チャネルはメール、開始のきっかけは手動で開始にして、上の例の件名と本文を書く

  2. 待ち時間を確かめる — 追加した直後のステップは「1 日後」になっています。すぐ確かめたいときは「開始から 0 分後」に変える

  3. 稼働にする — 「配信を開始する」を押して、一覧の表示が「下書き」から「稼働中」に変わったことを見る

  4. 自分のアドレスを顧客に登録する — メールは、アドレスが登録された顧客にしか届きません

  5. 自分だけを配信の対象にする — 「この配信に人を登録する」で自分を選び、確認の画面で人数が自分一人になっているかを確かめる

  6. 受信箱と迷惑メールのフォルダを見る — すぐには届かないことがあるので、マニュアルにある目安の時間を待ってから見る

テストの宛先は、自分のアドレスだけにします。実際の顧客や申込者のアドレスを、テストのために登録したり配信の対象にしたりしないでください。テストのつもりでも、受け取った相手にとっては本物の案内です。

届いた一通で判断すること

一通届いたら、それを読みながら次の三つを判断します。届いたこと自体は、操作が通ったことの確認にすぎません。判断の材料は、届いた文面の中身です。

問い

見るところ

こう判断する

毎回同じ案内を送っているか

届いた一通を、これまで手で送った案内と並べる

毎回ほぼ同じなら、決まった文面にできる。相手ごとに大きく書き換えていたなら、書き換えていた部分は人が返すところとして残す

受け手の次の行動が明確か

読み終えたとき、相手がすることが一つに見えるか

二つ以上あるなら、順番を書くか、二通目に分ける。何もないなら「待つだけでよい」と書く

LINEにする必要があるか

自分の相手が、ふだんどこで連絡を受け取っているか

申込時にメールアドレスを受け取っていて、メールでやり取りできているなら、まずメールのままでよい。LINEで連絡をもらうことが多い、友だち追加を入口にしたい、という理由があるならLINEの接続に進む

三つ目の問いには、どちらが正しいという答えはありません。メールで一通届いたからLINEは要らない、とも、LINEのほうが読まれるから必ず繋ぐべき、とも言えません。決め手は、自分の相手がどこで連絡を受け取っているかです。LINEに進むと決めたら、境界表の右の列を、公式アカウントを繋いでから一つずつ確かめます。

もう一つ、自分宛のテストが通ったことを、顧客向けの本番の配信がうまくいくことと同じに扱わないようにします。自分宛の一通で確かめたのは、文面と設定と操作です。実際の相手がそれを読んでどう動くかは、本番で送ってみるまで分かりません。

saas biz で試す

saas biz の STEP は、見込み客や受講者へ、LINEやメールで必要な案内を順番に届けるためのアプリです。定型の連絡と、人が担う個別の対応を分けて使います。まずは自分の事業の初回案内で、一通が決まった文面にできるかを確かめるところから始められます。顧客にアプリとして渡すかどうかは、自分で使ってみたあとの、別の判断です。

まず自分宛の一通を試せるか、saas bizのサービス紹介で確かめる

この記事の下敷き

  • STEPのマニュアル(公開ページ /p/manual-step) — LINE公式アカウントが無くても、メールなら外部のアカウントなしで自分宛に一通届くところまで進められること。メールは登録された顧客にしか届かないこと。作った直後のシナリオは下書きで、稼働にしないと届かないこと。LINEで届けるには公式アカウントの接続が必要で、繋がなくてもメールの機能は使えること

  • STEPの初期設定の講座の構成 — メールで自分宛に一通届けるところまでを先に終え、LINEの接続を次の段階に分けている順番

境界表と判断シート、架空の一通は、上の資料をLINE接続の前後という切り口で本記事が組み直したものです。資料にそのまま載っている表ではなく、効果を確かめたものでもありません。架空の例は説明のためのものです。記事の著者名と更新日は記事ページの冒頭に表示されます。

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