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仕組みづくり

オンライン講座を公開したのに受講者から見えない?公開と入口を分けて確かめる診断表

公開

約9分で読めます

しろくま先生

講座を公開したのに受講者側で「ページが見つかりません」と出る時に、公開状態・受講の入口・受講者ビュー・相手に渡すものの順で確かめる診断表。入口別に誰が受けられて何を渡すかを整理します。

自分がいつも一対一で話している説明を、オンライン講座にまとめた。管理画面で「公開する」を押し、一覧にも「公開中」と出ている。ところが、案内したい相手にページのアドレスを送ろうとして自分で開いてみると「ページが見つかりません」と表示される――。

先に答えを置きます。saas biz の LEARN では、講座を「公開する」ことと、「誰が受けられるか」を決める受講の入口は、別々の設定です。 入口は最初「招待した人だけ」になっていて、このまま公開すると、公開ページを開いても「ページが見つかりません」と表示されます。壊れているのではなく、そういう設定です。ただし、見つからない原因はこれ一つとは限りません。この記事では、最初に確かめる点として入口を置き、そのほかの候補も含めて確かめる順番を示します。

ここで扱うのは「公開中なのに見えない」という症状から原因を切り分ける順番と、入口ごとに相手へ何を渡すかの表です。LEARNの全操作の説明ではありません。画面の詳しい操作はLEARNのマニュアルに委ねます。設定を直せば受講者が増える、という話でもありません。

管理画面と受講者側で見えているものが違う

同じ講座でも、講座を作った自分と、外から開く相手とでは、見えている画面が違います。まずそのずれを並べます。

管理画面で見えていること

受講者側で起きうること

講座の一覧に「公開中」のバッジが付いている

受講の入口が「招待した人だけ」のままだと、公開ページそのものが「ページが見つかりません」になる

「👁 受講者ビューで見る」で、章とレッスンの並びが見える

受講者ビューは講座主として確認用に開いている画面で、ログインしていない相手の見え方とは別

編集画面の「受講の入口」で、公開ページのアドレスが表示されている

公開 URL 名を後から変えていると、前に送ったアドレスは開けない

入場コードを発行して一覧に並んでいる

そのコードが「停止中」か、使える回数を使い切っていると受講は始まらない

左の列がすべて整っていても、右の列のどれかで相手は止まります。入口が「招待した人だけ」の場合は、外から見ると非公開というより、講座そのものが存在しないように見えます。外の画面だけでは、設定によるものか、講座が消えたのかを区別できません。

確かめる順番は四つ

見えない時は、次の四つを上から順に確かめます。上の段が整っていないと、下の段を直しても相手には届きません。

  1. 公開中か — 編集画面の上のボタンが「非公開にする」になっていて、講座の一覧のバッジが「公開中」か。まだ公開していない講座は、入口を選んでも外からは見えません

  2. 入口が三つのどれになっているか — 編集画面の「受講の入口」で、「招待した人だけ」「コードを知っている人」「URL を知っている人」のどれが選ばれているか。最初は「招待した人だけ」です

  3. 受講者ビューで本文と並びが見えるか — 「👁 受講者ビューで見る」で、章とレッスンの並び、本文の見え方を確かめる。ここで見えるのは講座主としての確認用の画面なので、外の相手の見え方は次の段で確かめる

  4. 選んだ入口に合わせて、渡すものが揃っているか — 公開ページのアドレス、必要ならコード、招待なら名簿の取り込みと、相手がどこから講座に入るかの案内。入口ごとの中身は次の表で見ます

一つ目と二つ目は、画面を開けばその場で分かります。三つ目と四つ目は、相手にアドレスを送る前に、自分で開いて確かめる作業です。

入口別: 誰が受けられて、相手に何を渡すか

次の表が、この記事の中心です。入口ごとに、受けられる人、公開ページの有無、相手に渡すもの、見つからない・入れない時に見るところを並べています。

入口

受けられる人

公開ページ

相手に渡すもの

見つからない・入れない時に見るところ

招待した人だけ(最初はこれ)

講座主が受講者として登録した人

無い。開くと「ページが見つかりません」

公開ページのアドレスは渡さない。名簿を取り込む。まだアカウントの無い人には、取り込みの時に招待メールを送る設定にできる。すでにアカウントのある人には招待メールが送られないので、ログインして受講者の画面(マイダッシュボード)を開くよう自分で伝える

名簿の取り込み結果にエラーが無いか。新しく登録した人なら招待メールが届いているか(迷惑メールのフォルダも)。すでにアカウントのある人なら、ログインした後のマイダッシュボードに講座が並んでいるか

コードを知っている人

発行したコードを持つ人

講座が公開中ならある

公開ページのアドレスとコードの二つ

コードが「停止中」でないか。使える回数が残っているか。講座が公開中か

URL を知っている人

公開ページを開いた人なら誰でも

講座が公開中ならある

公開ページのアドレス

講座が公開中か。公開 URL 名を変えた後で、前のアドレスを送っていないか

この表は、入口を広げるための表ではありません。どの入口が正しいかは、誰に受けてほしいかで自分が決めることです。 名簿でこちらから入れるつもりで「招待した人だけ」を選んでいるなら、見つからないのは意図どおりの動きです。その場合は入口を「URL を知っている人」に変えるのではなく、名簿の取り込みと、相手が講座に入る経路(新しく登録した人は招待メール、すでにアカウントのある人はログイン後のマイダッシュボード)を確かめます。

「URL を知っている人」は、公開ページを開いた人なら誰でも受講を始められる入口です。アドレスがどこまで伝わるかを自分で決められない場面では、コードや招待のほうが合うこともあります。入口を変える前に、誰に受けてほしいかを一度書き出してから選びます。

もう一つ、受講する人を一人ずつ手で追加する画面はありません。一人だけ入れたい時も、使える回数を 1 にしたコードを渡すか、一人分の名簿を取り込むかのどちらかになります。

架空の例: 説明会の参加者に講座を案内したい

説明のための架空の例です。実在の講座主や受講者、実際の案内の記録ではありません。

個人で文章の書き方を教えている人が、初回の面談で毎回話している「最初の一週間でやること」を、章 1 つ・記事レッスン 1 本の講座にまとめたとします。公開して、説明会に来てくれた人へアドレスを送る前に、自分で公開ページを開いたら「ページが見つかりません」と出ました。

四つの順番で見ていくと、次のようになりました。

順番

見たところ

結果

1. 公開中か

講座の一覧のバッジ

「公開中」になっている

2. 入口

「受講の入口」

「招待した人だけ」のまま(最初の設定から触っていなかった)

3. 受講者ビュー

「👁 受講者ビューで見る」

章とレッスンの並び、本文は意図どおりに見える

4. 渡すもの

誰に受けてほしいか

説明会に来た人だけに受けてほしい。アドレスが広く伝わることは望んでいない

この人が選べる道は二つあります。一つは入口を「コードを知っている人」にして、説明会の参加者に公開ページのアドレスとコードを渡す道。もう一つは「招待した人だけ」のまま、参加者の名簿を取り込んで、こちらから受講者として登録する道です(まだアカウントの無い人には招待メールが届き、すでにある人にはログインすれば講座が並ぶことを自分で伝えます)。どちらにするかは、参加者のメールアドレスを手元に持っているか、相手に自分で受講を始めてもらう形がよいかで、この人自身が決めます。「URL を知っている人」は、誰でも入ってよい講座の時の入口なので、この例では選んでいません。

一本目の講座で「教材を作れば対応が減る」とは限らない理由は「オンライン講座を作っても忙しさが減らない理由|教材と実行環境の分け方」で扱っています。この記事は、作った講座を相手に届ける手前の確認に絞っています。

相手に案内する前に、自分で開く点検リスト

アドレスやコードを送る前に、次を自分で確かめます。

  • 講座の一覧で「公開中」になっている

  • 「受講の入口」が、誰に受けてほしいかと合っている(最初の「招待した人だけ」のままになっていないかを、意図して選んだか)

  • 「👁 受講者ビューで見る」で、章・レッスンの並びと本文を確かめた

  • 入口が「コード」か「URL」なら、ログインしていない別のブラウザで公開ページのアドレスを開き、講座のタイトルと章の見出しが表示されるのを見た

  • 送るアドレスは、今「受講の入口」に表示されているものと同じ(公開 URL 名を変えた後の古いアドレスではない)

  • 入口が「コード」なら、渡すコードが「停止中」でなく、使える回数が受けてほしい人数分ある

  • 入口が「招待した人だけ」なら、名簿の取り込み結果にエラーが無く、相手が正しいアドレスで登録されている。招待メールが届くのは新しく登録した人だけなので、すでにアカウントのある人には、ログインしてマイダッシュボードを開くよう自分で伝えた

別のブラウザで確かめられるのは、ログインしていない人に公開ページがどう表示されるかまでです。相手がその後ログインして受講を始められるところまでは、このリストでは確かめていません。ログイン後の流れや、受講する方からの見え方の詳細は、LEARNのマニュアルの「受講者からはこう見える」を開いて照らし合わせてください。

同じ説明を一対一で繰り返していると、その仕事は相手が増えるほど自分の時間を使います。集客と売上がつながっている構造そのものは「集客を止めると売上も止まる|まず三か月分を二つに仕分ける」で扱っています。

saas biz で試す

saas biz の LEARN は、自分の説明や手順を教材として残し、相手が必要な時に見返せる形にするためのアプリです。個別の判断や伴走は、引き続き自分が担います。まずは自分の事業で毎回している説明を一つ講座にして、自分で開いて確かめるところから始められます。顧客にアプリとして渡すかどうかは、自分で使ってみた後の、別の判断です。

自分の説明を講座に残して試すなら、saas bizのサービス紹介を見る

この記事の下敷き

  • LEARNのマニュアル(公開ページ /p/manual-learn) — 「公開する」と「受講の入口」が別の設定であること。入口の三つの選択肢と画面の説明、最初は「招待した人だけ」であること。「招待した人だけ」のまま公開すると公開ページが「ページが見つかりません」になること。入口ごとに相手へ渡すもの(コードの時は公開ページのアドレスとコードの二つ)。公開 URL 名を変えると前のアドレスは開けないこと。受講者ビューは講座主として確認用に開く画面であること。一人ずつ手で受講者を追加する画面は無いこと。名簿の取り込みで招待メールが送られるのは新しく登録した人だけで、すでにアカウントのある人には送られないこと。受講者のマイダッシュボードに受講中の講座が並ぶこと

症状と管理画面の対比表、確かめる四つの順番、入口別の表、点検リストは、上の資料を「公開中なのに見えない」という症状の側から本記事が組み直したものです。資料にそのまま載っている表ではなく、効果を確かめたものでもありません。架空の例は説明のためのものです。記事の著者名と更新日は記事ページの冒頭に表示されます。

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